2018/03/20
トヨタ自動車の春闘会場にテレビ東京・ワールドビジネスサテライトの取材が入る~愛知県豊田市トヨタ町
【写真は、本文とは関係ありませんが、豊田市のお客様の庭の手入れをさせて頂いた時、庭木の下にそっと咲いていたクリスマスローズです。】
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つい先だってテレビ東京のワールドビジネスサテライトの番組で、
春闘会場にテレビ東京のテレビカメラが史上初めて持ち込まれ、
「トヨタ自動車の春闘会場にマスコミがテレビカメラを持ち込んだのは、トヨタ自動車の歴史上初めてのことでした‥‥‥」
と報じていました。
わずか一分前後の放映でした。
さぞ労使との熱い言葉の応報であろうと、先の展開を固唾を飲んで見守っていました。
しかし、想像した”熱い”の中身と、その意味がだいぶ違いました。
放映されていた場面では、
経営者側が「明日の世界に通用する技術の革新と創造、それを担う働く者たちへの情熱を求めた」のに対し、
労働者の若き代表は、あたかも自分達が未知なる大洋を進むいわば“トヨタ自動車丸”の船員であるかのような気持ちを含め、
「トヨタ自動車の将来への危機意識と、それと共にいる自分達の不安を訴えているか」のようでした。
「トヨタ自動車があっての社員だ。経営者よ、先輩よ、共にトヨタ自動車の将来を想う労働者の想いや声に耳を傾け、明日のトヨタ自動車を創る若き労働者の力を謙虚に引き出して欲しい‥‥‥」
そんな熱き訴えに聞こえました。
かつてあったような「勝ち取る」とか「闘う」とかとは程遠いものに思えました。
労使の真の闘いとは、会社の中身の創造と明日への存続へと導く建設的な熱きやり取りではないだろうかと考えさせられました。
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わずかに一分足らずの放映で独断の解釈をして。勝手気ままなブログでお許しください。
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さて、話は翻って、
私達、豊田市を拠点にして、困った案件の解決のためにたくさんのお客様に接していますと、どの方も、子や孫、父や母、祖母や祖父‥‥愛する家族のために一生懸命働いている姿に触れることです。
どうか、経営者の皆さん、
会社のために頑張る社員が、家族や家庭の生活がよりいっそう潤うことができるように、これまで以上に待遇改善の具体的な行動をお取り頂けたらと願います。