2019/05/19
【便利屋業務心得】笑顔と謙虚は人間の潤滑油~愛知県西尾市環境クリーンセンターの庭木の廃棄で学ぶ
名古屋市や豊田市等のクリーンセンターに出入りをさせて頂いている一般廃棄物収集業者として、慣れているとはいえ、まだ分からないことがたくさんあります。
自治体の職員の方は、適正な分別処理を心がけていますので、搬入廃棄物の規則に適合しているかのチェックは厳格にしております。
西尾市環境リサイクルプラザでは、まさにリサイクルの推進と安全を全市あげて取り組んでいます。
ここでは、家庭から出る剪定枝葉は、チップ化して、堆肥や燃料としての再利用(リサイクル)をしております。
従って、受け入れ時におけるチェックは厳格になります。
作業行程における処理能力を越える太さの樹木は受け入れできません。
また、有害な植物は一切禁止です。
笑顔と謙虚が、親切を招くか
今回、西尾市の庭木の大量伐採のお客様の排出枝木の持ち込みをした時、中に有害な植物が入っていました。
弊社の造園専門スタッフでさえ分からない植物でした。
担当者は、
「これは持ち帰ってください。」
でしたが、私達が、
「申し訳ありません。専門的すぎて分かりませんでした。大変勉強になりました。西尾市の皆さん、素晴らしいですね。安全とリサイクルの徹底ぶりは……」
と、笑顔で頭を下げると、
「今回は、私達で焼却の方に回しておきます……」
と、引き取ってくれました。
二度手間にならず助かりました。
忖度とかややこしいことではありません。
“申し訳ありません”
“お許しください”
“ありがとうございました”
です。笑顔と謙虚な態度で、素直に応じればプラスに進みます。
警備のスタッフの方の労をねぎらう
今日の西尾市の環境クリーンセンターは、大変な混みようでした。出入口では、警備員の方が誘導していました。
「ご苦労さんです。すごい混みようですね。誘導の仕方も上手いもんですね。」
と言えば、
「上手くはありませんが、責任を持ってやっていますよ。勤務終了の時間を気にして時計ばかりを見ている社員じゃあ情けない……」
そんなことを言って、私達の笑顔に笑顔で返してくれます。
私達の便利屋業務、
その理念は、
“人のためになりて、人となる”
です。日々これ研鑽。